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株式会社リンクス・ホリ

埼玉県さいたま市大宮区土手町
一丁目13番地3

TEL: 048-779-8425
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HOME > ブログ > 茶室建築 > 三畳台目中板付小間茶室から四畳半茶室へ!

ブログ

< 茶室のリフォーム工事  |  一覧へ戻る  |  茶道の稽古場紹介 >

三畳台目中板付小間茶室から四畳半茶室へ!

埼玉県のお客様のご自宅の茶室リフォームをさせて頂きました。
新型コロナの影響で、工事期間は多少ずれ込みましたが、ようやくお引き渡しをすることが出来ました!

客様とは1年以上お打ち合わせをさせて頂きました。
お陰様で皆さんの協力の下、特徴のあるオンリーワン茶室を造作することが出来ました。

今回の茶室は様々な仕掛けがあるのですが、
大きな『特徴』として
■ 小間席から四畳半席に変えることができる
■ ひとり瞑想の出来る、独座席空間を設ける
■ リビングという生活空間と連続した中に茶室がある
■ 庭からのアプローチ、にじり口と奇人口からの茶室導線を作る

難易度は少し高かったのですが、お客様にも大変喜んで頂き、うれしく思っております。
ありがとうございました。








カテゴリ:

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【竣工レポート】新しい、寺のパブリックスペース

さいたま市の茶室設計・茶室リフォーム工事の専門家、リンクス・ホリです。
東京・埼玉近郊を中心に、暮らしの中に茶の湯を取り入れた空間づくりのご提案から設計施工まで行っております。


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この夏から秋にかけて、じっくりと取り組ませていただいていた調布市宝乗寺様の倉庫改装工事が竣工いたしました!
昨年、二畳台目小間茶室や八畳茶室を造らせていただき、それからも茶会などでご縁が繋がっているお施主様です。


施工前の様子

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境内の北東、霊園の隅に位置する建物で、行事の際にお餅つきで使われるほかは倉庫になっていた建物。
隣接するエリアに明るい雰囲気の霊園が新設されるということで、お墓参りに来る方にとって憩いのスペースになるように、ということで改装を承りました。
今回は主に外観と外構の整備から下野部分の改装までを行いましたが、将来的には本屋を改装し法要やおもてなしの場などに活用できるような空間を作りたいという施主様の想いのもと、佐々木社寺株式会社の佐々木さんと取り組んだ工事です。

外観

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霊園側からの様子。明るい霊園と凛とした建物の対比が美しく、清浄な空気が流れる空間が広がります。

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美しい意匠の軒と、丁寧な職人技が光るウッドデッキ
デッキは部分は敷地に合わせ末広がりの形になっていますが、丁寧に板幅が揃えられ端から均一に広がっています。
外壁は存在感のある左官仕事。

下屋内装

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ブロック造だった外壁を木でやり替え、左官壁に間接照明が柔らかく入ります。
コストを抑えるために漆喰風のクロスも検討されましたが、お客さまには左官壁にして本当によかったと仰っていただきました。
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奥にはミニキッチンを備え、水屋としても使えるように。

夜間照明設備

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夜間の法要や催しにも対応できるよう照明計画をいたしました。
ライトアップされた左官壁や大工仕事が一層美しく映ります。

モダンながら和建築の重みのある建物となりました。

現在はお打ち合わせに使われていますが、ゆくゆくは家具を揃え野点席を行ったり、おもてなしや檀家の方の憩いスペースにもなるとのこと。

どのように使われていくのか、とても楽しみです。

宝乗寺様、施工をお願いした佐々木社寺株式会社のみなさま、ありがとうございました!


茶の湯の心は茶室以外の建築設計にも生かされてきます。
日本建築・リフォームをお考えの方はお気軽にご相談くださいませ。

記:ワタヌキ

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staff_w.jpgワタヌキプロフィール

担当:広報、雑務、茶と家プロジェクト
茶道歴15年、建築業界歴2年目の新人です。
裏千家茶道専任講師、茶名宗望。
茶室建築業務サポート、茶と家プロジェクト担当。

東京都文京区に明るく開放的な茶室が完成いたしました!

埼玉県にありますリンクス・ホリでは、茶室設計から茶室建築までの
トータルサポートを全国対応しております。

本日のブログでは、昨年からお客様と打ち合わせを進めてきた
文京区の茶室リフォーム工事が完成し、先日無事お引き渡しをいたしましたので、
そちらの事例をご紹介させていただきます。


専門職の技が凝縮された茶室建築・施工

昨年までイタリア料理のテナントが入っており、床・壁・天井、油まみれの状態。

茶室にリフォームするにあたり、前テナントの油取りから始まって、
解体、柱の移動、塗装と、まずは準備工事から。少し手間取
りましたが。

お引渡しの時、「ビフォーアフターが違いすぎるね!」と、お客様が仰ってましたが、
確かに納得です。

今回の施工チームのメインは数寄屋大工さん。
そして壁と床の左官は、土から選定する本格的左官職人さん。


大工は自社の工房で材を刻み、左官職人は土で丹念に材料を造りました。
そんな手間をかけた茶室は、とても品の良い仕上がりになりました。

それぞれ専門職の技が凝縮された茶室、施工に携わった皆様に感謝いたします。


そして、お客様にも大変喜んでいただけて良かったです。
 携わった設計・施工チームの皆さん、ありがとうございました!

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記:堀政孝

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堀政孝プロフィール
担当:茶室デザイン、監修、茶道教室、企業研修など

石州流野村派という武家茶道の流派の家元業をしている、弊社の代表です。
茶室設計のご依頼をいただきますと、まずは堀がお話を伺うことになります。
最近ではお茶室竣工後の使い方や、茶室開きのお茶会のご相談も多くいただいています。
使いやすい茶室、こだわりの造作など、茶室建築全般について
なんでもご相談ください。

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東京都国分寺市K様邸・マンション茶室の躙り口

東京近郊を中心に、本格的な茶道のプロが提案する茶室建築の専門企業
株式会社リンクス・ホリです。

2020年にマンション茶室リフォームをさせて頂いた東京国分寺市のお客様にご依頼いただき、
今回新たに「床間」「取り外し式屋内にじり口」の製作をいたしました。

前回の茶室リフォーム工事では、マンションではなかなか難しい京間の
間取りに取り組みさせて頂き、四畳半本勝手切で壁床の茶室を造作しています。

そして今回はより本格的な茶事や稽古をされるための、収納を改装した床の間と、
茶事の際の席入にも対応できる躙り口の制作のご依頼でした。

躙り口

リビングと茶室を仕切る襖の一カ所を躙り口とする改装です。

「普段のお稽古で足の悪い方もあるため、通常の襖にも戻せるようにしたい」
というお客様のご要望があり、鴨居を取り外し可能な構造で造作しけんどん式の壁と、
脱着しやすいよう軽く、軽くというコンセプトのもと、木戸ではなく
太鼓襖のにじり戸といたしました。

けんどん壁も太鼓襖同様表具師さんによる和紙貼りです。

茶室側は腰貼風なイメージにて濃紺、リビング側は印象的な深い朱で空間を
引き締めています。


リビング側より躙り口をみる建具方式にした取り外し式のにじり口
にじり戸は太鼓襖を利用して軽量化を図る


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躙り口茶室側からみる
紺の和紙貼りで、腰紙のイメージで



床の間 茶室収納

茶室を造る際に必ず問題となるのが、茶道具をいかに収納するかです。
今回のお客様もご夫婦ともに長年お稽古をされており、たくさんの茶道具や
茶道関連書籍をお持ちでした。

それらのお品物を収納していたスペースの一角を床の間に改装するということで、
収納力を減らさない工夫が必須となります。


解決方法として、床の間の向こう壁を開閉式にして、その裏側に
収納棚を設け収納場所を確保しました。

3.jpgのサムネール画像のサムネール画像

4.jpgのサムネール画像
床畳の奥がデッドスペースにならないよう、床畳を外して
開閉できるようにしています。

より本格的なお稽古が可能となった茶室で、お客さまにも大変喜んでいただきました。
ありがとうございました。

 

記:堀政孝

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堀政孝プロフィール
担当:茶室デザイン、監修、茶道教室、企業研修など

石州流野村派という武家茶道の流派の家元業をしている、弊社の代表です。
茶室設計のご依頼をいただきますと、まずは堀がお話を伺うことになります。
最近ではお茶室竣工後の使い方や、茶室開きのお茶会のご相談も多くいただいています。

使いやすい茶室、こだわりの造作など、茶室建築全般について
なんでもご相談ください。

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夏のしつらえ

埼玉市を拠点に、茶道家元による専門的な視点での茶室建築の提案を得意としております、
株式会社リンクス・ホリ 代表の堀です。


2020年に竣工した神奈川県 川崎市S様邸八畳茶室
施主様より、夏のしつらえのご依頼を頂きました。

円窓のある茶室に涼やかな簾戸

八畳間で点前座正面に脇床に円窓のある特徴のある茶室です。
その円窓の障子部分に、涼やかな簾戸を納めました。


簀戸の簾部分の素材は、萩を使用しております。

そして、縦の押さえには煤竹を、枠は柿渋の塗装をいたしました。
とても品の良い仕上がりで、簾から透けるお庭の緑がとても良く映えます。

季節を楽しむ茶室建築

暑い日本の夏を少しでも涼しく過ごせるよう、
我々日本人は昔から考えて工夫をしてきたのだと、先人たちの知恵と技に改めて敬意を表しました。

工夫で夏を涼しく過ごす。
現代にも通じる事と思っております。

お客様にも喜んで頂いて、良かったです。
ありがとうございました。

 

記:堀政孝

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堀政孝プロフィール
担当:茶室デザイン、監修、茶道教室、企業研修など

石州流野村派という武家茶道の流派の家元業をしている、弊社の代表です。
茶室設計のご依頼をいただきますと、まずは堀がお話を伺うことになります。
最近ではお茶室竣工後の使い方や、茶室開きのお茶会のご相談も多くいただいています。
使いやすい茶室、こだわりの造作など、茶室建築全般について
なんでもご相談ください。

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【竣工レポート】調布市宝乗寺様の本格茶室リフォーム

こんにちは、茶室建築のリンクス・ホリです。東京・埼玉を中心に全国の茶室建築・リフォームのご対応いたします!



昨年秋に竣工しました、調布市の宗教法人 宝乗寺様の境内の小間茶室と露地をご紹介いたします◎



水屋を備えた二畳台目(次ノ間付)の茶室です。


【外観】

平成11年竣工の浄光坊、その右手部分の小間茶室に改装いたしました。

正面の杉片開き戸を入ると土間に繋がり、茶室廊下へと続きます。


茶室右手、八品堂の建物との間を進むと、茶室露地に繋がります。

お客さまにはまず庭師造作の建仁寺垣に囲われた蹲で俗世の塵を落としていただきます。

良い風情の植栽は改装前から同じ場所に植えられていた樹木。左手の灯篭や蹲以外の石のほとんどが境内に置かれていたものを移設しており、お寺の歴史を物語っています。


蹲から左手に向かうと茶室躙り口。

躙り戸・連子窓の方立は杉、連子は竹材を使用しました。


【改装前の外観】

婚礼などの際に隣の八品堂と繋げ使用できる和室でした。



【二畳台目茶室内部】

躙口をくぐると板間があり、右手に床の間、正面に点前座を臨みます。

小間茶室に対しては大振りの床の間は改装前の六畳和室のもので、宝乗寺という寺の歴史を受け継いだ茶室であることを示すものです。


床柱には杉絞り丸太、中柱にはコブシを使用しました。

客座天井は杉網代平天井、点前座天井は蒲芯落天井、壁は聚楽左官、壁留には錆丸太をあしらい、伝統的な侘びの小間茶室を構成しています。

さらに点前座側に回した白の腰貼りが清浄さも表すものです。


床の間側から躙り口、次ノ間(控えの間)を見る。

躙り口前の板間や次ノ間に繋がる襖上の欄の抜けにより、物理的にも視覚的にも広がりを与える構成になっています。


控えの間は太鼓張の給仕口、腰付障子の貴人口をそれぞれ備え、さまざまなお客様やおもてなしのシーンに対応できる茶室です。

間の襖を開放し、三畳台目席としても使用できるこの次ノ間は、古田織部が燕庵で採用した相伴席に由来するものです。

手前座から客座を見る。

天井材の違いや建具によって生み出されるリズムが、実際の広さよりも奥行を感じさせます。

小間に出炉ではありますが、空間に余裕を持たせている為窮屈にはなりません。


【茶室周辺間取り】

図面下部の茶室入口を入ると土間があり、下足を脱いで廊下へと上がることができます。

廊下床は桧の釿仕上。


土間、廊下、控えの間はシンプルな敷目天井を回し、茶室空間をより印象付ける演出となっています。



【水屋】


小間茶室の奥にはもともとたっぷりとしたお勝手がありました。

以前は婚礼や葬儀などに伴う宴会の際に使われていた場所で、たくさんの湯飲みやお皿をしまっていた収納棚があり、そちらを水屋に改装しております。

一間の大きな水屋は、お寺で受け継がれたたくさんのお道具ですぐにいっぱいになりました。


茶室廊下と浄光坊玄関との間の板戸。

右手は両開きの収納棚になっており、釜なども収納していただけます。



ーー


今回、本格的な小間茶室を作らせていただく貴重な機会をいただき、設計チームも改めて勉強させていただきました。

お稽古やお茶会でたくさんの方に使っていただき、長く愛される茶室になることを願います。


宝乗寺様、夏の暑い中工事を進めてくださった志田建築様と施工チームのみなさま、ありがとうございました!


ーーーー


記:ワタヌキ

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ワタヌキプロフィール

担当:広報、雑務、茶と家プロジェクト

茶道歴15年、建築業界歴1年の新人です。

裏千家茶道専任講師、茶名宗望。

茶室建築業務サポート、茶と家プロジェクト担当。



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