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茶室リフォーム(住宅編) 施工事例
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素敵なお庭のある3階建てのご自宅
和室の居間をご主人がお茶楽しむ、そして自分と向き合う空間としての
茶室リフォームを致しました。
三畳小間から四畳半茶室へ、変幻自在な茶室です。
【テーマ】
■稽古用として、そして茶事の出来る本格的な茶室として、
場面に応じて、小間と四畳半に間取りを自由に変えられる茶室です。
■ご主人が一人自分と向き合う極小空間としての部屋である
上記を取組のテーマとして、茶室リフォームを行いました。
※必要な場面に応じて、三畳台目中板付小間茶室⇒四畳半本勝手茶室へ変わります
三畳台目中板付小間茶室の状態
四畳半本勝手茶室の状態
蹲いを使い躙り口を潜り茶室へ侵入
ご主人が内面と向き合う瞑想の時間空間
台目点前座の向こう壁に建具で開閉できる、祠を設けました。
そこに仏像を安置し瞑想。自分と向き合います。
水屋スペース
茶室へのアクセスを考え、準備し易い導線に移動式の水屋を造作しました。
収納
茶室は、床面より30㎝ほど上がっております。
その段差を利用して、上がり部分に床下収納を設けました。
民泊施設として4階建築の自宅をリフォーム
3Fを和の空間として、外国のお客様に楽しんで頂こうという趣向
茶室の設計監修&デザイン、テーブル兼用立礼点茶盤のデザインと製作を致しました。
民泊施設3Fのテーマとして
■小上がりの寝室兼用の壁床のある三畳茶室
■フロア空間にはテーブル兼用の立礼卓を置きテーブル茶を楽しむ
■畳敷きの長椅子を置き、お茶を楽しむと共に宿泊客用の寝床として使用
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民泊施設3階に設えた和の空間。 ここで海外のお客様をおもてなし |
小上がりの三畳茶室空間と長椅子式の 畳ベッド、テーブル兼用立礼点茶盤の構成 |
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立礼点茶盤のデザイン・盤と脚が 分離するので、コンパクトに収納が可能 |
普段は、炉の部分は蓋をして、 四人掛けテーブルとして使用 椅子は2脚ずつ入れ子式になってるので、 収納がコンパクトに |
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民泊施設3Fお茶空間への入り口 |
ご自宅の和室スペースに茶室と床の間と水屋を設えました。
ご自宅の正面、南向きにガラスブロックの大きな出窓があります。
そこからの冬の光、障子を通して茶室に取り入れ、
茶室全体を柔らかく明るくする工夫をしました。
脇に茶室への侵入の為の廊下を造り、その奥に水屋を併設しました。
洋室リビングの奥にある茶室のため普段は襖を開放して、
リビングと連続した空間を作り茶室部分を多目的に使用出来るようにしています。
リビングとの境にある戸襖を閉めると、落ち着いた茶室の空間が広がります。
お茶だけでなく家族が集まる場所として、ご使用頂いています。
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六畳本勝手茶室 障子を通して冬の光を茶室に通す |
茶室脇に茶室への侵入廊下を設け、 奥に水屋を併設 |
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リビングとの境にある戸襖を閉め 落ち着いた茶室空間に! 床の間脇の障子を通して入る光が 茶室全体を柔らかくしてくれる |
水屋流し正面板間に 杉材で炭箱を設ける |
八畳広間茶室の脇にある小さなお部屋
そこをリフォームして小間の茶室を設えたいとのご依頼を頂きました。
現地を調査するとやはり狭い空間です。どのように茶室を設えることができるのか?
狭い空間を広く見せる工夫が必要になりました。
【テーマ】
狭い空間を快適な茶室造りかえる
【ポイント】
・畳を京間の幅寸法にし、その間に中板を入れて亭主と客の領域を区別する
・床の間は壁兼用にするが、床の間であることを客にしっかりと意識させる
・炉は向切と台目切の2箇所に切り、場面に応じて対応出来るようにする
神奈川県内の山間にある広い庭の閑静な住宅
敷地内にある、離れの「倉庫兼用の住居空間」を茶室リノベーションいたしました。
建物自体は時間が経過しているので、一部手直しを入れ、
構造体を見せながら茶室にするデザイン設計をしました。
【リノベーション・ポイント】

待合はフローリングの椅子席で、空間は開放感を持たせ、
茶室という敷居を出来るだけ低くし、地域の皆さんに気軽にお茶を楽しんで頂く工夫をしました。
水屋部屋の工夫
広さは取れないが、作業性を向上する工夫をする
(例)水屋棚脇にオープン棚を儲け、影で茶を点てられるスペースをつくる

【設計デザインコンセプト】
既存建物
地下部:RC造 地上部:木造在来工法の混構造住宅
地下RC造部(書庫として使用)をお茶の出来る茶室空間にリフォームをしました。
【ポイント】

【設計デザインコンセプト】
稽古の出来る茶室そして、お客様をお呼びして茶事を楽しむ

茶室としての使用と同じくらい客間としても使用する和室が欲しい。
茶室のときは、水屋への導線も確保したい。
また、客間のときは、できるだけ広く使いたい、というご要望に対応いたしました。
検討その1...水屋導線を確保しつつ、八畳に広がる
⇒住宅廊下から離れた位置にある水屋までの導線を確保するため、襖で仕切った畳の廊下を二畳つくり、
茶室として利用するときはそこを裏導線として使用します。
客間として利用するときは、廊下を仕切る襖をはずして、広い八畳間として使用できます。
検討その2...襖同士を丸太で納める
⇒今回のプランニングでは、茶室へ入る襖と畳の廊下へ入る襖、そして茶室と畳の廊下を間仕切る襖、
これらが一箇所で交わります。
通常は四角い枠材で納めると思われますが、
ここでは丸太を使うことでそれぞれの襖同士を干渉させず品良く納めています。
検討その3...既存窓サッシをそのままに、雰囲気のよい障子をつくる
⇒リフォーム前の部屋は洋室だったため、茶室としては少し高い位置に窓がついていました。
サッシを交換するような大工事はしたくないので、既存の窓よりひとまわり大き目の障子をデザインし、
引き分け式とすることで部屋全体の窓のバランスを調整しています。
検討その4...通風方式と空調機
⇒中間期の通風を取るために、庭に面した欄間障子を上開き式として開閉できるようにしています。
鴨居と障子の間に竹を簡単な方法で固定することで、多少の風では外れないようになっています。
また、茶室内のエアコンは、お施主様の提案により廊下天井内に納めることで、
室内には木製の吹き出し口のみが見えるすっきりとしたものになっています。
襖を開放した広さでも充分まかなえる大容量タイプです。
庭に面した明るく広い水屋と、落ち着いた雰囲気の六畳茶室、そして利便性の高い畳廊下。
これら全てがバランスよく配されて、使い勝手のよいお茶室が完成しました。
客間に茶室にと多用途に対応できると思います。

一軒家の御宅の和室に炉を切り、床の間を手直ししお茶の稽古の出来るお部屋にリフォームしました。
天井には釜蛭釘を打ち、季節には天井から鎖をさげ、吊り釜を楽しむことができます。

