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マンション茶室 リフォーム事例
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東京都文京区のお客様より茶室建築のご依頼をいただきました。
大通りに面しており、車の往来も多い場所。一歩中に入ると静粛な茶室空間が広がってきます。
元々はイタリアンのテナントが入居していましたが移転されることになり、
同ビルの三階でお茶のお稽古をされていたビルオーナー様が、一階も茶室に改装し使用されることを決められました。
余談ですがお母さまの代から石州流茶道のお稽古場を主宰されており、
弊社のことは「石州流で茶室建築をしている会社がある」と、以前からご存知いただいていたそうです。
オーナー様から「明るく開放的な茶室にしたい」とのご要望を頂き、施工チームと共に取り組んだ茶室改装工事でした。
【設定条件】
■明るく開放的で清潔感のある茶室
■大通りに面していることを忘れる、静かな落ち着いた空間
■吹き抜けがある広い天井空間を全体の構成にうまく取り込み、一体感を出す
■使い易い水屋とキッチンからの裏導線をしっかり確保する
■玄関エリアに飾り窓を設け、通行人の方に飾り窓の展示を見て頂く
■近隣の方が茶道に触れるきっかけになるような発信の場所になること
お茶文化を少しでも皆さんに知って頂きたい、
というオーナー様のご希望を最大現に生かした茶室空間づくりをいたしました。
今回施工協力を頂いた佐々木社寺株式会社様と施工チームの皆様の尽力に感謝いたします。
神奈川県内のお客様。
マンションのリビングを茶室リフォームいたしました。
マンションのリビングに大型テレビがどんと座っており、
茶室にするためにこの大型テレビを他の場所に移設せずに、茶室の中に取り込めないか。
お客様ご夫妻と協議し、茶室内あえて存在感があるように大型モニターとして設置し、
生徒さんたちの点前を映し出し、自分の点前とみてもらう。
また、京都の竹林の風景などを映しだし茶室にいながら時空を超えた感覚を味わう。
そんなご提案をさせて頂きました。
問題は、大型モニターを壁掛けにすると
壁掛け用の金具などでモニターが壁から大分飛び出る為、茶室が狭くなります。
また、インターネット接続や電気の配線をいかに隠ぺいするかなど細部にわたり
解決すべき問題があります。
解決策
壁掛け大型モニターの下部壁を少しふかし、茶室内部の腰板をイメージさせました。
それにより、モニターと下部のふかし壁の位置がほぼ面位置になり、
壁からモニターが出っ張ることによる、煩わしさが解消され、
その下部壁の中に配線類も収納することができました。
日常と非日常空間のシームレス
普段、お茶で使用しないときは、茶室の襖を開け放ちキッチン側のダイニングテーブルから
テレビを見ることも可能であり、和室くつろぎ空間となります。
これにより、リビングと茶室空間が日常の中でつながった茶室になりました。
課題解決
①床下収納の確保
マンションの場合、どうしても道具収納場所を確保することが難しいケースが多いです。
炉を切るために、茶室の床を上げる為、床下収納を確保することが可能です。
年に数回しか使用しない茶道具などは、畳床下の収納スペースにしまう事が可能なため、
すっきりと稽古のし易い茶室空間となります。
②茶室へ入るときの段差を解消
茶室側の床を上げる為、リビングと茶室側に30センチほどの段差ができますので、
茶室に容易に入れるような工夫が必要になります。
いわゆる侵入用の踏み台ですが、茶室を使用しないときは、
畳床下にしまう事ができるようにしていますので、邪魔になりません。
日常から非日常へスムーズに移行出来るよう、ひとつひとつに工夫を凝らした、マンション茶室ドリームです。
都内、私鉄沿線のマンションの一室
その季節は素敵な桜並木坂。そこをくぐり抜けた先にレンガ外壁のマンションがあります。
お茶の稽古に来たお生徒さんが待合で、ゆっくりおしゃべりが出来るスペースを確保した、ゆったりしたお稽古場です。
見学スペースもあるので、茶道体験なども開催することができます。
また、大炉も切ってあり冬場、逆勝手大炉点前の稽古もできます。
【主な特徴】
・小スペースのつくばいエリアが併設された待合スペース
・キッチン併用の水屋
・見学スペースのあるそして大炉が切ってある八畳広間
・脇板がある、シンプルな床の間
・大容量の収納スペース
広いお庭のあるマンションの1階
その1室を茶室リフォームいたしました。
<設計デザインポイント>
■茶室だけではなく、フローリングのリビングから連続した居間としても使用する
■マンションは収納スペースが少なくなりがち。四季折々の茶道具が収納出来る様収納を確保する
■水屋はキッチンを利用した、簡易的な組立式立ち水屋
■そして、落ち着いたくつろぎ空間として
以上を主なポイントとして、今回は茶室リフォームをしました。
床下全面収納という新たな取組もいたしました。
【茶室】
<壁床収納>
茶道の中で比較的小物を収納することを想定した物入れ
開閉式壁床を造作し、マンションの梁下スペースを上手く利用し棚をつけ棗箱・茶碗箱・茶杓などをしまいます。
床の間壁を開閉したら、道具が一目瞭然なので、すぐに取り出すことが可能です。
<床下収納>
今回の新たな取り組みとして、全面床下収納を施工しました。
床組を仕切りとして上手く利用しその間にボックスをいれ、全面収納としました。
<吊り釜>
3月早春の季節のお引き渡しでした。吊り釜の季節です。
お客様が新しい炉に灰をいれ炭をくべ、吊り釜を掛けられました。
<収納式茶道入口畳>
リビングと接している六畳茶室で、茶道口はリビング側に来ます。
茶室は炉を切っているので床上げしています。
そこの床下スペースに収納出来る半畳畳をのせた入り口を造りました。
【立ち水屋】
キッチンを利用し、簡易的な組立式の立ち水屋を設えました。
普段は、日常的にキッチンを使用しますが、お茶の時は、水屋に早変わりです。
使用しないときは、折りたたんでしまいます。
都内のアクセスの良い場所。ビル1階に茶室を造作しました。今回お客様から、いろいろな方に使って頂けるお茶室をというご依頼を頂き、茶会もできる露地と小間併設の茶室を設計・施工させて頂きました。
<全体ポイント>
● 玄関から内露地・蹲までのアプローチに奥行を持たせるため、入口近くに自然木のくぐり門を設け、全体のトーンを落とした細い路地を通って、蹲空間まで行く導線を造りました。
● 京間八畳本勝手(大炉付)茶室・二畳隅炉小間茶室・水屋・露地を併設した茶室空間です。
【八畳広間茶室】
丸窓のある京間サイズ八畳敷で、本勝手炉の対角に大炉を切っております。
【小間茶室】
掛込天井と平天上を組合せ天井に奥行きを持たせた隅炉二畳の小間茶室です。
【水屋】
広く明るく使い易い水屋を目指しました。
茶事にも対応できるようIH併用のキッチンと水屋を両側に配置した空間構成です。
【玄関~露地・蹲へ】
外部ドアを開けると出現する茶室空間。日常から非日常のお茶空間へと進んでいきます。
入り口から露地空間を通って、小間を過ぎ一番奥手に腰掛け待合と蹲エリアがあり、そこから一日の茶会のスタートです。
テナント入り口ドアを開けると奥行きのある角辻のある路地に見立てた空間が出現します。
【つくばい】
つくばいエリアは幹線道路に面しているため、外部からの採光を上手く取り入れる効果を考え、テクスチャーのある摺りガラスを填め込み、外部の光を間接的に取り入れました。
夜間は、このエリアに照明を当て外部へ柔らかい光が漏れる効果を狙っております。
「マンションで炉を切りお茶を楽しみたい」 というお客様が増えております。
マンション、特に賃貸マンションの場合、様々な制約があり、自由に茶室のリフォームを行なうこうとができません。
仮にリフォーム工事を行なっても退去の時は、現状復帰での引渡しとなりますので、炉を切る事に躊躇してしまいます。
そんなお悩みをお持ちのかたに我々がお応え致しました。
~茶道具の収納について~
3F建マンションの一室を茶室+水屋にリフォームしました。
マンションの場合は、やはり収納の工夫が必要になります。
茶道具にも、季節のも、風炉・釜など重い道具、炭道具、掛け軸など
大小様々な道具があります。
何をどこに収納するのか。
茶室を造るにあたり、道具収納の問題は常に検討すべき課題となります。
今回の茶室リフォームはそういった茶道具の収納問題の解決をテーマに
設計・デザインを進めました。
■炉を切る為、茶室の床をあげます
→床部分に引き出し式の収納スペースを設けます
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押入れの中に吊棚を儲け常に使用する道具を収納する | ||
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押入れ内にスライド式収納を設置 風炉等重い道具をここにいれる |
茶室入り口上部空間に 掛け軸が収納できる棚を造る |
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茶室入り口脇のスペースにちょっとした慳貪式物入を工夫する |
マンションの洋間一室をリフォームして茶室空間にいたしました。
【ポイント】
■京間畳を敷く
→通常(江戸間)の畳寸法より大きくなるため、間取りに制限が出てきます。
今回は京間寸法の畳を敷き込むことを優先し、三畳間としました。
■炉の切り方の工夫をする
→それぞれの稽古の為「炉」の切り方を
「四畳半切」と「台目切」の両方に対応しました。
畳の敷き替えにより、それぞれの炉での稽古が可能となります。
■バルコニーから、茶室への入席導線
→客導線はバルコニーからにじり口を通っての進入となります。
サッシ部分は障子の収まりとして、部屋内ににじり口を儲け入室の工夫を取り入れました。
都内にあるタワーマンション!
稽古や茶事の出来る八畳本勝手広間茶室と
待合・水屋を併設したお茶室をリフォームしました。
タワーマンションから見える東京湾を借景にした八畳本勝手の茶室リフォームです。
【設計のポイント】
タワーマンションから見える東京湾の景色を借景に取り込む
炉を切る為、床をあげます。そこに床下収納を造りました。
廊下内に茶事の時に使用できるように、収納式腰掛待合と取り外し式の枝折戸を設けました。
小さな蹲を設けました。
【設計・デザインコンセプト】
茶道具などをしまう収納スペースを確保した上で、
客と亭主の導線を区別しつつ、水屋の作業性を向上させた 小間茶室を設計
「都内のマンションの一角に、亭主が客を迎え入れる"もてなしの空間"市中の山居をつくる」
そんな思いで、茶室のリフォーム施工をしました。
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リビングから茶室にじり口が見える 洋の雰囲気に合わせたにじり口 |
茶室内の炉の様子 | |
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三畳小間茶室内 | 水屋の様子 左側の扉収納スペース | |
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茶室とにじり口 | にじり口から茶室内部を見る | |
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床柱と壁の収まり 材質は錆丸太 | 茶室空間への入り口 | |
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茶室側から見た にじり口 | にじり口から覗いた茶室内部の様子 | |
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炉壇と炉縁(電気式) | 板金の職人さん製作 銅版製 鶴と亀 |
設計コンセプト...
「稽古と茶事」に対応した、マンション内広間茶室!
・120m2マンションの一部を茶室にリフォーム
・本格的な稽古そして茶事が出来る広間茶室を造作する
八畳広間と水屋を備え、かつ茶事に対応できるように、待合と坪露地を設える
待合スペースに茶室内でも使用できる移動式の椅子と収納式のテーブルを設置いたしました。
待合からバルコニーに続くエリアに坪露地を設けました。
茶道具の収納性をアップするための工夫
・柱構造による稼動式棚を設け角スペースの収納の利便性を図りかつ、
長尺の道具なども 無理なく収納できる工夫をいれました。
設計コンセプト...
都心のビルの一角に、静かな茶室がたたずむ
"ゆったりとした時間..."
お客様のご要望として
オーナー様所有のビルのワンフロアの一角に、静かに茶を楽しむ場所がほしい
とのご要望と以下の条件を頂き、茶室のリフォームを行いました。
・四畳半の茶室であること
・狭くても良いから、水屋がほしい
・床の間があり、正式な茶の稽古の出来る場所としたい
・普段は和室として使用する。お客様が来た時は、泊まって頂くスペースとしても使用できるように工夫してほしい
四畳半本勝手茶室
床の間は、スペースの関係で壁床。
奥に板間スペースを設け奥行きを出しました。
右手側に収納棚を設置。
奥の障子戸からの借景は隣接のビル。
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スペースの都合上、入り口付近に 省スペースの水屋を設けました。 |
【水屋すのこの様子】 設置スペースに制限があったため 茶室入り口との導線が干渉しない様、 コーナーをカットした形状にし、 狭いながらも使い勝手の良い水屋を 設置いたしました。 |