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ブログ
伝統の中にも新しいスタイルを取り入れた"茶室"と自宅のスケルトンリフォーム
茶室リフォームや住宅リフォーム等、各種リフォームを承っております、リンクス・ホリです。
昨年末にお引き渡しをさせて頂きましたご自宅のリフォーム工事をご紹介いたします。
コロナ禍の大変な時期ではありましたが、昨年夏前からはじめさせて頂きました住宅のフルリフォーム工事でした。
季節は巡り、猛暑の夏が過ぎ、そして秋から冬へ・・・
そして12月。年末を迎え、難易度の高いリフォーム工事でしたが、無事お引き渡しいたしました。
一階は茶室、キッチン、水屋等々、茶室は八畳広間です。
天井には大きな梁が露出しており、それを活かしながら、斜め天井も取り入れ、真行草の変化を持たせました。
また床脇に大きな丸窓を設け陰陽を表現し、全体を茶系の基調でまとめ伝統の中にも工夫のある茶室に仕上がりました。
水屋は立ち水屋として使用出来る様に、システムキッチンを利用したスタンディング方式です。
そして2階は生活空間としてのスケルトンリフォームです。
1階の茶室空間とは180度異なった洋の空間の仕上がりで、こちらは白が基調となっております。
お客様の想いをひとつひとつ丁寧に形にしていく作業でした。
ご満足頂き、大変良かったと思っております。
設計、施工そして管理が、同じベクトルを合わせ進めた今回のリフォーム工事でした。
リンクス・ホリでは、お客様の理想が形となるよう、ご要望に応じて柔軟にリフォーム工事を行わせていただきます。
検討中の茶室・住宅のリフォームプランがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
(管理者) 2021年2月26日 11:01
立礼卓を納めさせて頂きました。
埼玉県さいたま市にて茶室建築や茶室無料相談を承っております、リンクス・ホリです。
当社では、椅子に座りながら抹茶をお楽しみいただける立札卓や組立式茶室等のデザイン開発、茶道教室の運営といった茶室に関する幅広い事業を手掛けております。
炉にも風炉にも対応できる「立礼卓」というお客様からのご要望を受け独立式立礼卓を製作致しました。
構成は、点前卓、立炉壇、拝見卓の組み合わせで、風炉・炉の点前にも対応出来る両用タイプです。
炉と風炉は釜の大きさが違うので、それに対応する為、炉用炉縁、風炉用炉縁とそれぞれ、大きさ(幅)を変え、色は黒、茶系と金色の3種類の炉縁です。
キュービックな形状の組み合わせとコンパクト設計で、ご自宅のフローリングスペースでお茶をする為の設えと工夫のある「お茶テーブル」です。
リンクス・ホリでは、このように立札卓を柔軟にカスタマイズすることが可能です。
立札卓はもちろんのこと、茶室設計に関するご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
(管理者) 2021年2月16日 15:31
敷居のデザイン
普段あまり気にすることは少ないかもしれませんが、引戸の下には、戸を滑らせるための溝の付いた敷居と呼ばれる部材があります。じつは、これにもさまざまなデザインがあるのです。
上の写真は無印良品の住宅で、玄関とリビングの間が4枚ぐらいの引戸で仕切れるようになっています。写真よく見ていただくと、敷居がありません。吊戸といって上から引戸を吊ることで、下の敷居を省略する方法です。これですと、戸を開けているときも床面がすっきりとして、つまづきもありません。
こちらの写真も同じく無印良品の住宅の収納部分の敷居です。敷居がアルミの加工品となっています。通常の木の敷居ですと溝が21mmぐらいの幅がありますが、この溝は6mmぐらいではないでしょうか。木ではなく、アルミというテクスチャーであるあたりが無印良品というブランドを体現しつつ、性能面もしっかりと確保しています。
そのほかの敷居デザインには、床のフローリングにVレールという細い金属製溝(9mm程度)を直接埋めるデザインをする方もいらっしゃいます。こうすることで、フローリングに細い溝が入るだけの非常にすっきりとしたデザインになります。
また、木製の敷居であったとしても、そこに使われる木の材質はいろいろです。杉は少し柔らかいのであまり使われませんが、ヒノキや松、桜といった比較的硬い種類の木が色味の好みなどで使い分けられています。また、最近は集成材といった貼り物を使うこともあります。
このように、普段あまり気にならない敷居という地味な部材ですが、実はそうしたところが、デザインの要所であることも少なくありません。小さなデザインの積み重ねが全体のデザインの質を決めていく。
(サイト管理者) 2021年1月14日 16:03
職人さんの後継者問題
こんにちは、建築士のYです。
最近、職人さんと話す際に出てくるのは、後継者不足の話です。時代が変わり需要が変わり、その物を必要とされなくなり、職人さんが辞めていく。いざ、作ってもらいたいと思って探しても、そうした職人さんが、なかなか見つかりません。日本の建築に関わる伝統的な技術が消えてしまわないように、何かよい方法はないものでしょうか。
ひとつの方法に、既存の優れた技術にデザイナーの新しい提案・発想を加えることで新たな商品を生み出していく方法があると思います。職人さんの持つ優れた技術を新しい形で、今までになかったモノとして世の中にだす。世の中のニーズに合わせるのではなく、新しいニーズを作り出すシーズ志向へとシフトする。
そのためにも、デザイナーは技術についてしっかりとした知識を持たなければいけません。みなさんもご存知、掃除機で有名なダイソンのデザイナー達は、基本的にはエンジニア出身のバリバリの技術職らしいです。デザイナーがしっかりとした技術的知識をもっているからこそ、あのような数々のすばらしいデザイン製品をうみだせるのだそうです。
わたしも、建築デザインに関わる仕事をしている人間として、建築にまつわる技術を熟知してあらたな提案を生み出せるよう日々精進したいと思います。
(サイト管理者) 2020年12月26日 16:00
お茶室のあるご自宅のスケルトン・フルリフォーム!
(スタッフ) 2020年11月27日 09:39