茶室のディティール例

水屋 施工事例

事例1:新築工事での水屋

スノコ寸法:45cm×120cm

脇に収納のある比較的広めの水屋です
事例2:マンション内の狭い場所での水屋1

スノコ寸法:34cm×85cm

梁型のある天井の低いところに納めたコンパクトな水屋です

事例3:マンション内の狭い場所での水屋2

スノコ寸法:40cm×70cm

引戸つきの水屋です。排水経路が取れない為、引き出し式の流しとしています。

事例4:移動式水屋

スノコ寸法:36cm×90cm

キャスター付き水屋です。
茶室の間取りに合わせて移動して使用します。

事例5:リビング内の水屋1

スノコ寸法:38cm×78cm

リビング内の収納だった場所に水屋を組み込み、上部は収納となるように製作しました。

扉を閉めた状態の写真です。上は観音開き、下はケンドン式戸としています。
事例6:リビング内の水屋2

スノコ寸法:33cm×70cm

電話台家具があった場所に既存のインターホンを挟み、上に収納、下に水屋を製作しました。
扉を閉めた状態の写真です。
リビングに違和感なくマッチしています。
水屋 その他の事例

ブロンズ水栓と腰板、竹釘の納まりです。

炭入れの様子です。

竹釘の角度はこれぐらいのゆるい角度で納めています。

吊棚は、棚板と吊竹を和釘で止めています。

排水が取れない場合は、このように引出し式の銅板流しで納めています。

スノコ 引き出しディテール図

床の間 Design

事例1:正統派の床の間

床柱は、ほんの少し絞りの入った磨き丸太、床框も磨き丸太です。
脇には墨蹟窓があります。

事例2:正統派の床の間
床柱は良母、床框は磨き丸太、相手柱は杉の面皮です。
事例3:中板がある床の間

床柱は磨き丸太、床框も磨き丸太です。
正面に杉の柾目の板をいれています。

1:中央の柾目板を
  外します。

2:両端の壁
  (ケンドン式)を
  外します。

3:床の間裏の収納が
  現れます。

事例4:幕板がある床の間

床柱が磨き丸太の名栗仕上の壁床です。
織部床として、幕板をいれています。

1:壁状扉の左上のほうを
  軽く押すと開きます。

2:床の間裏の収納が
  現れます。

事例5:狭いスペースでの床の間

四畳半の中に設えた
吊束のある小さな床です。

薄縁を外して、
簡単に板床に変えられます。

事例6:狭いスペースでの床の間

六畳の中に設えた小さな踏込床です。
マンション特有の大きな柱型、梁型と
違和感のないように、注意深く床の間の
大きさ・落としがけの高さ等を決めています。

事例7:床の間の照明デザイン

床の間天井に、小さなLEDダウンライトを
埋め込んで、掛け軸が立体的に
浮かび上がるようにしています。

床の間 床柱の納まり例

絞り丸太の床柱を
少し畳にかけて納めています。

名栗の入った床柱と幕板(織部床)の
納まり事例です。

小さめの変則的な
床の間・床柱の納まりです。

踏込床の床柱の納まりです。

収納の工夫 施工事例

事例1:手上げ床下収納

畳を上げて床下収納を出した様子です。蓋の厚みは3センチ程あり丈夫です。

使い勝手の良いように蓋は二分割しています。
事例2:電動式床下収納
電動式の床下収納とすることも可能です。
事例3:押入れ床下収納
押入れ内にも床下収納を作ることが可能です。

事例1:ケンドン式床の間裏収納

床の間の正面に中板を入れて、そこをケンドン式の取り外し可能な戸とすることで、床の間裏を収納スペースにしています。

奥行きが浅めの十分な収納スペースです。可動棚としています。
事例2:開き戸式床の間裏収納
壁床に見えますが、開き戸になっている床の間です。
デッドスペースのないよう、また、収納に見えないようデザインしています。
事例3:脇開き床の間裏収納
梁型でデッドスペースになった床の間裏の側面に扉を付け、収納としています。
葦戸や障子を収められる寸法にしてあります。

炉を設置するために上がった床下に、二畳分の畳を収納しています。
普段は六畳の茶室ですが、敷居を外し床下畳出すと八畳の茶室になります。

畳以外の縁甲板の部分も床下収納として活用できます。

各種役釘の施工事例

天井仕上げをする前の状態です。
しっかりと補強をしています。

竿縁の通りと揃えて
取り付けることもできます。

敷目天井に取り付けた様子です。

梁に取り付けることも可能です。

床の間役釘の施工事例

掛花釘

掛花釘の納まりの様子です。
この事例では、床の間に対して90度の
角度ですが、場合によっては花の見え方を
検討して、角度を少し振って取り付けます。

中釘

中釘の納まりの様子です。

吊花釘、軸釘

吊花釘と軸釘(竹釘)の納まりの様子です。
吊 花釘は床の間の幅の1/3ほどの位置に
設けています。軸釘は、廻縁から
3センチほど下げて設けています。

柳釘

柳釘の納まりの様子です。
天井から24センチほど下げた位置に
設けています。

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